新サービスは万全の準備より思い切って小さくでもいいから踏み出すことが大事

店舗を運営している中で

  • 「こんな準備不足で新サービスを導入したら、全体ひどいことになる。」
  • 「お客さんから問い合わせが殺到する可能性が高い、、、」

と予想していたけど、スピード重視で思い切って踏み出してみたら

  • 「意外にすんなり導入できた。」
  • 「もっと大量にクレームが来ると思ったけど、ほとんど無かった。」
  • 「スピード重視で導入してみて良かった!」

ということが経験上多かった。

だから多少準備不足でもスピード重視で導入し、サービスを利用しているお客さんの反応やご意見をどんどんもらいながら修正していく方がよっぽどサービスのスピード・質ともに上げることが出来ることを学んだ。

ビジネス小僧は元々は万全の準備タイプだ(笑)。

ミスを防ぐために時間を掛け過ぎてしまう傾向があった。

でも、無茶な上司(ベンチャー企業の創業社長)の元で働いた経験のおかげで、準備不足でも素早く踏み出してみることの重要性を学んだ。

ある時、その上司から新サービスの導入検討をするように言われた。

その3日後

  • お客さんの反応予想
  • サービス導入によるメリット・デメリット
  • 導入準備に1ヶ月ほど掛かること

などを説明したら

「それでは遅いから、来週から導入してくれ。」

って言われて絶句した。

「(マジかよ、無理に決まってるでしょ。馬鹿なのか?)」

と心の中で思ったけども(笑)、もはや上司は時間をくれそうにないから、部下にも手伝ってもらって無理やり導入日に間に合わせた。

でも

  • 「準備不足でまだまだお客さんへ説明不足だ。問い合わせが殺到しそうだな、、、」
  • 「めちゃくちゃクレームきそうだな、、、」

と思っていた。

ところが、実際はお客さんからの問い合わせは少なく、スムーズにサービスを利用してくれていた。

しかも、競合に先駆けて実施していたから、喜ぶお客さんの方が多かった。

「マジか、この程度の準備でそんなに問題ないんだ。俺は不安を消すために準備に時間を掛け過ぎていただけだったな。」

と大いに反省した。馬鹿なのはビジネス小僧の方だったのだ。

そして、小さくても踏み出すことで得られることの方が万全の準備より遥かに多いことを学んだ。

もちろん、その上司のあまりのスピード感重視でお客さんを混乱させ、問い合わせが殺到⇒現場の人達に多大な迷惑をかけた場合も多々あるので(笑)、その後のフィードバックからの修正が成功のポイントの場合も多々ある。

また、

  • 「これに関しては後戻りが許されないから万全の準備が必要か?」
  • 「多少ミスっても最悪後戻りもできるから、スピード重視でフィードバックを得ながら改善していけばいいか?」

の見極めは必要だ。

例えば、失敗したら会社がつぶれる可能性がある大きな投資はその上司でもかなり慎重に見極めている。

一方であまり金も掛からず、いくらでも修正が効くことは最初お客さんを混乱させても超スピード重視でやるように指示する場合が多い。

この上司から様々なことを学んだおかげで今ではビジネス小僧も

「とりあえずやってみよう!お客さんの反応を見て少しずつ改善していけばいい。」

と部下に言うほどまで、スピード重視の考え方が染み付いている。

万全の準備タイプの人は是非試しに素早く踏み出すことを取り入れてみて欲しい。

きっと、視野が広がるはずだ!

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