めったにないのだが、ビジネス小僧はお客様に社内の施設をご案内する機会がたまにある。
そういう時に
「あれ?どういうことに気を付けて案内すればいいんだっけ?」
って忘れてしまう時があるので、そのポイントを備忘録としてまとめておきたいと思う。
行き先を先に伝える
案内される側のお客様からしたら、他社の会社内や施設は初めての空間。
だから、
「では、まず1階の事務所にご案内致します。」
と先に行き先を告げてあげる。
そうすると、案内される側は
「どこに案内されるんだろう?」
という不安が無くなって安心できる。
「お客様が不安に感じることは何か?」
を考え、その不安を軽減してあげる気遣いが大事ってことだ。
通路は右斜め前方を歩く
行き先までの通路を歩く時は、案内する側はお客様の右側やや前方(2~3歩ぐらいが目安)を歩く。
歩くのが早いビジネス小僧のように、スタスタと速く歩いてしまって、お客様を置いておくことが無いように注意(笑)
なるべくお客様の歩調と合わせるのが大事だ。
お客様の歩調と合わせるには、時々振り返って
「ちゃんとついてきてくれているか?」
を確認するのがポイント。
階段は案内する側が先、お客様が後
通路同様に階段を上がったり、下がったりする時も案内する側が先を歩くのがポイントだ。
「常にお客様が上で案内人が下だっけ?ということはお客様が先に上ってもらって、下をついていく方が正しいっけ?」
とビジネス小僧は迷ってしまう時があった。
しかし、少なくともビジネスにおける来賓案内に関しては案内人が先だ!
お客様からしたら、案内される会社や施設は初めて来ることが多いのだろうから、行き先を伝えるのと同じで案内する側が前を進んでいた方が安心して進める。
お客様を不安にさせないことを考えれば、案内する側が先でお客様が後っていうのは、納得できる。
階段に入る時はひと言伝える
階段を上がり始める時は
「お先に失礼致します。足元にお気をつけください。」
階段を下がる時は
「お先に失礼致します。」
とひと言コミュニケーションを取るのもポイント。
まぁこれがあろうとなかろうと階段でつまづいたりはしないだろうけど(笑)
位置がお客様より上になるので、特に階段の上がり始めは必要だと言われている。