苦手なことでも、どうしても克服する必要があるなら
- 「得意にするためにはどうすればいいか?」
- 「うまくなるにはどうすればいいか?」
と自問してひたすらアイデアを出しまくる。
そして、出てきたアイディアで
「これをやればうまくなれそうだ!」
って思うアイディアを片っ端から実践すれば、効率は悪いけど少なくとも苦手は解消できるレベルまで到達できる!
苦手克服に効率を求めない方がいい
ビジネス小僧は特にそうだったんだけど、苦手克服をする場合も
「効率よくやらなきゃ!」
って考えがあったから、
「これでだめだったら無駄だ。」
と考えて、苦手克服のアイディアが出てもやろうとしなかった。
それが多かった。
結果、苦手がずっと苦手のままになってしまっていた。
本来は自分が得意なことに集中して、不得意分野は得意な人に任してやった方が効率が良いし、結果も出る。
だから、それで良かったのだけど、自分の苦手な部分が仕事上でボトルネックになってしまう場合はなんとしてでも一定レベルまでその苦手を克服する必要がある。
ビジネス小僧もその状態まで追い込まれて初めて苦手の克服に正面から向き合った。
具体的な話をすると、ビジネス小僧は特にデザイン系が苦手だったから、基本避けてきた。
克服する必要もないと考えていたから、得意な上司や部下にお願いしてやってもらっていた。
でも、仕事の立場上どうしてもチラシのラフを自分で作る必要が出てきた。
同じ職場で上手な人もいないし、上司にそのチラシのラフを通さなければ業者にも依頼許可も下りなかったからだ。
「自分がこのまま苦手なままだと、自分のお店のチラシが低レベルこの上ないことになる、、、」
と思い、苦手克服に向けて重い腰を上げたのだ。
この時に決めたことは、効率は意識しないこと。
非効率で時間が掛かるのを覚悟したからこそ動き出せた。
徹底的にアイディアを出しまくる
苦手なことは正直どうやって向上させればいいかが思い付かないから絶望感を感じる。
だから、まず
- 「これならうまくなれそうだ!」
- 「このアイディアならレベルが上がるんじゃ?」
- 「この部分の知識がないから、レベルが低いんじゃないか?逆にこの分野の知識をつければレベルが上がるんじゃ?」
- 「上手な人と自分の違いを洗い出して1個ずつ潰してみよう」
と希望を感じるアイディアが出てくるまで仮説を立てながら調べまくり、考えまくり、アイディアを出しまくる。
そうして、アイディアを10個、20個、100個、、、と出していくうちに必ず
「これなら苦手克服できそうかも!」
というアイディアが出てくる。
そしたら、そのアイディアを実践してみるのだ。
1つ、2つとアイディアを実際に実践することでフィードバックを得られる。
ちょっとでも向上を感じられる体験をしてくる。
そうすると、苦手なこともちょっとずつ楽しくなってくる。
そうして、小さな向上体験や成功体験を経験していく中で
「苦手って感じがなくなってきたな。」
という感じになってくる。
そうなれば苦手だったことが、一定のレベルまで上がっている。
ビジネス小僧もイラストレーターでチラシのラフを昔の上司が驚くレベルで作れるようになった(もちろん、あくまでレベルは高くないが、この上なくヤバい状態からは卒業出来た(笑))
昔はパワーポイントを使っていたが、イラストレーターを使い始めてポップやポスターの作成レベルが劇的に上がった。
俺が苦手だったのはツールがいけなかったんだな(笑)、と思ったぐらいだ。
これもプロの人と自分との違いを洗い出している時に、
「そもそもツールが違うじゃん!」
ということに気付いて試してみた結果だ。
苦手克服は本気で向き合い、一気に片付ける方がいい
今まで得意なことを伸ばすことに時間を割き、苦手克服は片手間でちょっとずつやっていた。
でも、苦手なことだからやる気は出ないし、ちょっとしか時間かけてないからあまり向上した感じが得られず
「やっても無駄じゃん。」
って感じていた。
でも、それは苦手に対する向き合い方が間違っていたのだ。
今回の経験から、苦手克服は本気で向き合い、非効率でも時間を無駄にしている感じがあっても短期間で徹底的に行うと良いってことを学んだ。
今後に活かしていきたい。